マインド

自律神経失調症でお悩みの方へ


それは”言い換え”にすぎない

続く不調。
理由ははっきりしないけど、
身体が重い、頭痛・めまいがする、
気分の浮き沈みがある、眠れない。

こうした状態に対して、
「自律神経失調症」という言葉が使われることがあります。

しかしこの言葉は、
原因そのものを示しているわけではなく
「はっきりとした異常が見つからない不調」
に対する一つの表現に過ぎません。

「病名がついたこと=原因がわかった」
のではありません。
極端にいえば
今起こっている出来事の「言い換え」や
「名前を付けた」にすぎません。

東洋医学では、この状態を様々な視点から捉えます。

私たちの身体は、「気・血・水」
さらに「陰陽」「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」
「六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)」の
バランスによって、心と身体の調和が保たれています。

たとえば、
ストレスや感情の抑圧によって
「肝」の働きが滞ると、気の巡りが乱れ、
イライラや落ち込み、
胸のつかえなどといった症状が現れます。

また、考え・思い悩みすぎの蓄積は
「脾」を弱らせ、胃腸の不調、血の不足、
だるさや不安感、集中力の低下につながります。

つまり、東洋医学においては、
「自律神経の乱れ」という一言ではなく、
その方の生き方や思考、環境、
積み重ねてきたものすべてを含めて
今の状態が現れていると考えます。

ここで大切にしたい視点があります。

それは、
「何かのせいにしない」ということです。
当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれませんし、
突き放したような言い方にも聞こえるかもしれません。

事実、私たちの不調を引き起こす原因として
仕事のストレス、家庭環境、人間関係…
もちろん、それらが影響していることもあり
やはり「何かのせい」と思ってしまうのは
無理もないことですし、
もしかすると実際にそうなのかもしれません。

ですが東洋医学では、
外側の出来事だけでなく
「それをどう受け止めてきたか」という
内側の在り方にも目を向けます。

これは決して、ご自身を責めるという意味ではありません。

むしろ、
「自分の人生を、自分の手で取り戻す」ということです。

不調を“環境のせい” ”自分以外の誰かのせい”にしている限り、
変化の主導権は外側にあります。

しかし、
「自分の内側から変えていけるかもしれない」
「この問題に向き合っていくのは、他ならない自分自身だ」
と静かに見つめ、真正面から引き受けたとき、
初めて回復への道が開かれていきます。

当サロンでは、
単に症状を整えるだけではなく、

なぜ今の状態になっているのか
どこにバランスの乱れがあるのか
本来のイキイキとした自分をどう取り戻していくのか

そうした本質に向き合いながら施術を行っております。

身体は、常に回復しようとする力を持っています。

その力を信じ、整え、引き出していくこと。

それが東洋医学の考え方であり、
私たちが大切にしている施術です。

まずは今の状態をご自身が「引き受ける」こと。
一緒に向き合っていきましょう。

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